敗者は最下層を生き。
みんな、然も当然のようにどの大学に行くだの、
どこに就職するだなどと楽しそうに話している。
何故みんな、そんなにも輝かしい未来を持っているのか……。
私は決してその世界には入れない。
大した努力もしていない自分には、
同然の報いだろう。
適当に生きてきた人間の、適当な人生だ。
大学に行く事もできず、
就職する事もできず、
見事に敗者と成り下がっている。
私には彼等が眩しい。
最下層を生きて行かねばならない自分には、
彼等が眩しい。