社会の空白

……ようこそ。

犠牲の果て

私は9月11日から30日の間、とある施設で生活をしました。

全身痣だらけの人や、小さな子供を連れて逃げてきた人、一人で来た人、色々な人がいました。

私は、親から逃げてきたのです。
我慢の、限界でした。

友達の家に一泊して、とある方に相談したところ、施設を勧められました。

施設の方の尽力で、私は今、右も左も分からない土地で、9月30日から一人暮らしをしています。

しばらくは生活保護を受けながら、仕事を探さなくてはなりません。

せっかく自分を必要としてくれていた職場にも、行けなくなりました。
全てを、失った気分です。

全てを置いて来たので、何もありません。
持っていたiPhoneも解約か何かされているみたいで、この記事はセブンイレブンWi-Fiを借りて打っています。

住み慣れた土地から離され、手に入れた職も失い、正直途方にくれています。

ですが、ここまで来たら戦わないといけません。

虐げられてきた日々に終止符を打つために。




ーあの日の記録ー